こんにちは。角政本店です。
近頃プリザーブドフラワー仏花が店頭でも良く出ています。仏壇にプリザーブドフラワーや造花を飾っても良いのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そもそもプリザーブドフラワーとは…?
プリザーブドフラワーは生花に特殊加工を施して長期間楽しめるようになったものです。
乾燥や湿気に弱いですが、置き場所に注意すれば数年単位で持ちます。
流石に4~5年経つと色褪せてきたりますが…
当店ではプリザーブドフラワーを取り寄せて、店内でアレンジをしているので、ご予算やお好きな花や色でオーダーも可能です。
プリザーブドフラワーは生花を加工しているので、やはり造花よりは価格が高いですが、長期間持つことを考えるとお得ではあります。
そもそもなぜ仏壇にお花を飾るのかご存じでしょうか。
花は大自然の中で雨風に耐え、美しく咲き続けます。この花の姿が、仏教では厳しい修行に耐える姿と重なる部分があり、修行に耐え忍んで精進することを誓う印として元々は花を供えていたのが、現在まで習慣として続いているのです。
確かに、仏教においては仏壇に生花を供えることで生命の無常さと尊さを再認識させてもらっているという役目もあり、生花を供えることには意味があります。
ですが近年は、住宅事情や家族の在り方も変化してきており、生活スタイルも多様化してきています。常に生花を絶やさない事が難しい人も増えてきた状況で、必ずしも生花でなくてはならないと考える人は少なくなってきています。
逆に枯れた花をお供えすることは「死」を意味し、縁起が悪いとされているので避けるようにしましょう。
忙しくてどうしても生花が間に合わないという方は、生花を枯らしてしまうよりは、造花やプリザーブドフラワーをお供えしても良いのではないでしょうか。
命日、お盆、お彼岸や法事には生花をお供えし、その他はプリザーブドフラワーなどを使い分けるという手もあります。
結論としては、お仏壇に飾るお花は生花がベストではあるものの、管理しきれない場合はプリザーブドフラワーなどで対応するのも良いでしょう。
ちなみに、数年経過したプリザーブドフラワーを気になるものだけ取り替えたり、再アレンジし直すことや、お祝い事などのギフトも対応しておりますのでお気軽にご相談ください。