「家族葬は安い」はホント?

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こんにちは。角政本店です。

「家族葬」という言葉が広まり数年。匝瑳市内でのご葬儀でも「今回は家族葬でやりたい」とおっしゃる方が増えました。

2020年に入ってからは新型コロナウイルスの流行を理由に小規模で、という方もいらっしゃいますが、「費用を抑えたいから」「身内だけで静かに送りたいから」という方が多くいらっしゃいます。

「家族葬は安くできる」というイメージが広まっていますが、果たして本当に家族葬は安くできるのでしょうか。

「費用を抑えたい」という理由で家族葬を選ばれる方は注意が必要ですので、メリットデメリットを紹介したいと思います。

家族葬のメリット

  • 式への参列者を遺族内で決めることが出来、親族のみなど少人数で故人を送ることが出来るので、一般会葬者に気を遣わなくても良い
  • 遺族が「故人を送る」ということに向き合う時間がある
  • 会葬者も限定されているので、祭壇や生花など見栄を張らなくて済む
  • 身内だけだと飲食や香典返しなどを考えなくても良い

家族葬のデメリット

  • 葬儀が終わった後に、故人が亡くなったことを知った人から弔問に行きたいという連絡を頂く可能性がある
  • 後から自宅に弔問に来た方から、香典やお供物を頂いた場合、お返しを自分たちで用意する必要がある
  • 香典をお断りしていたとしても、「自分の家の時も貰っているから」という理由で香典を渡したいという方から連絡を頂く可能性がある、もしくは現金書留等で香典が送られてくる可能性がある
  • 香典をお断りする場合、香典収入が無いので、葬儀料金等は全て自費でまかなう必要がある
  • 香典をお断りする場合、後からお供物を頂いた場合の返礼品は全て自費となる

上記のことは、一概には言えませんが、匝瑳市周辺ですと

  • 故人もしくは遺族が生前のお付き合いを幅広くやっていらした方(いらっしゃる方)
  • 故人もしくは遺族が現役でお仕事をされていた方(いらっしゃる方)

の様な方の葬儀には沢山の会葬者がいらっしゃる場合が多いです。

この様な場合に家族葬を行ってしまうと、ご葬儀後の対応が大変になってしまう可能性が高くなります。

御供物や御香典等をお断りしても「自分の家には貰っているから返さなきゃしょうがない」と言われて断り切れない場合もありますし、後からお線香やお供えの品物がご自宅まで届くこともあります。

届いた分に関してはお断りすることは出来ませんし、ご自宅に弔問に来て頂き香典はお断りしたとしてもお供え物までお断りするのは難しいため、結局は何かお返し物を用意しなければならなかったりします。

下記は当ホームページで概算見積もりをした結果です。一枚目が45万の祭壇のプランでご会葬者を想定していないパターン、二枚目が同じプランですがお通夜に100名、告別式に200名の会葬者が来たことを想定しています。

※現在は新型コロナ対策で会食等も控えて頂いているので、飲食代は含まれておりません。

①45万の祭壇(会葬者なし)

②45万の祭壇(会葬者200名を想定)

ご覧いただいたように、一枚目は香典収入が無いので638,000円の請求、二枚目は200名の方が平均6,000円の香典をお持ちになった想定ですと、香典収入と差し引きでの支払金額は21,000円になります。(飲食代はどちらも含んでおりません。)

場合によっては生花祭壇などの金額が高い祭壇を発注されても、香典収入が葬儀料金を上回り、実質のお支払いは、ゼロということもあります。

匝瑳市周辺では、ご近所などのお付き合いをしっかりやられている方も多いので、家族葬にした場合は、ご葬儀後の対応が大変になるという点、葬儀費用だけをみると安く見えても香典収入が無いため実際の精算金額も安いとは限らないということを覚えておいていただければと思います。

もちろん葬儀後が大変でも良いから、送り出す際は余計なことは考えずに家族だけで静かに送りたい、という方もいらっしゃると思います。

角政では家族葬のプランもご用意しております

家族葬プランはこちら

どうしようか迷われている方、心配なことがある方、どうぞお気軽に事前相談にいらしてください。

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