親が危篤と言われたとき、「まだ亡くなっていないのに葬儀の準備をするのは不謹慎ではないか」「葬儀社に相談してもいいのだろうか」と悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大切なご家族が危篤という状況では、気持ちの整理がつかないまま、さまざまな判断を求められることもあります。
しかし、亡くなる前に葬儀について考えたり、葬儀社へ相談したりすることは、決して悪いことではありません。
この記事では、匝瑳市周辺で葬儀をお手伝いしている立場から、亡くなる前に準備しておきたいことや、万が一の際の対応についてご紹介します。
親が危篤のとき、亡くなる前に葬儀の準備をしてもいい?
親が危篤のときに葬儀の準備をすることに、抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、葬儀について事前に考えることは、決して不謹慎なことではありません。
実際に、近年では亡くなる前に葬儀社へ相談される方も少しずつ増えてきています。
大切なご家族を亡くされた直後は、悲しみの中で葬儀の形式や費用、日程など、多くのことを短時間で決めなければならない場合があります。
事前に葬儀の流れや費用を知っておくことで、万が一の際にも落ち着いて対応しやすくなります。
もちろん、すべてを決めておく必要はありません。まずは必要な情報を確認しておくだけでも、十分な準備といえるでしょう。
亡くなる前に確認・準備しておきたい5つのこと
1. 葬儀の形式や規模を考えておく
葬儀には、一般葬や家族葬、火葬式など、さまざまな形式があります。
故人の希望やご家族の考え方、親族やご近所とのお付き合いなどをふまえて、どのような葬儀にしたいかを考えておくとよいでしょう。
参列人数や葬儀の形式は、亡くなった後に相談して決めることもできますので、事前にすべてを決定する必要はありません。
2. 葬儀社を調べておく
万が一の際に、どの葬儀社へ連絡するかを決めておくことは大切です。
葬儀社の所在地や対応している葬儀の形式、費用などを確認しておきましょう。
すでに依頼する葬儀社が決まっている場合も、緊急時の連絡先を確認しておくと安心です。
3. 親族や関係者の連絡先を確認しておく
亡くなった際に連絡が必要な親族や関係者を整理しておきましょう。
特に、遠方に住んでいる親族がいる場合には、誰に連絡する必要があるかを確認しておくと、万が一の際にも慌てずに済みます。
また、危篤の段階で連絡した方がよい人と、亡くなってから連絡する人を分けて考えておくことも大切です。
4.遺影写真の候補を探しておく

葬儀で使用する遺影写真も、事前に候補を探しておくと安心です。
亡くなられた後は、葬儀の打ち合わせや親族への連絡などで慌ただしくなり、写真をゆっくり探す時間が取れないこともあります。
最近では、スマートフォンで撮影した写真などから遺影写真を作成することもできます。必ずしも正面を向いた証明写真のようなものである必要はなく、故人らしい自然な表情の写真を選ばれる方もいらっしゃいます。
事前に写真を決めておく必要はありませんが、お気に入りの写真や、その方らしい表情が写っている写真をいくつか確認しておくと、万が一の際にも慌てずに済むでしょう。
5. 安置場所を考えておく
病院や施設で亡くなられた場合、一般的にはご自宅や葬儀社の安置施設などへ故人を搬送する必要があります。
ご自宅に安置できる環境があるか、葬儀社の安置施設を利用するかなど、事前に考えておくとよいでしょう。
6. 葬儀費用の目安を把握しておく
葬儀費用は、葬儀の形式や規模、参列人数などによって異なります。
葬儀プランの料金だけでなく、返礼品や飲食費、搬送費など、別途必要になる費用についても確認しておくことが大切です。
事前に見積もりを取っておくことで、費用の目安を把握し、ご家族で相談することもできます。
葬儀社が決まっていても、事前に確認しておくと安心なこと

最近では、亡くなる前に葬儀社へ相談される方も少しずつ増えてきました。
一方で、事前相談はしていなくても、「もしもの時はこの葬儀社にお願いしよう」と、あらかじめ依頼先を決めているご家族も多くいらっしゃいます。
葬儀社が決まっている場合でも、万が一の際の連絡先や、病院からの搬送、安置場所などについて確認しておくと安心です。
また、葬儀の費用や内容について気になることがあれば、事前に見積もりを取ることもできます。
事前相談をしたからといって、その場ですべてを決める必要はありません。ご家族が必要だと感じることから、少しずつ確認しておくとよいでしょう。
万が一、病院で亡くなった場合はどうすればいい?
病院で亡くなられた場合、医師による死亡確認の後、葬儀社へ連絡して搬送を依頼するのが一般的です。
病院では長時間ご遺体を安置できない場合もあるため、早めに葬儀社への連絡が必要になります。
事前に葬儀社を決めていれば、その葬儀社へ連絡することで、搬送や安置について相談できます。
また、病院から葬儀社を紹介されることもありますが、必ずしも紹介された葬儀社に依頼する必要はありません。
葬儀の形式や日程などは、故人を安置した後に相談して決めることができます。
自宅で亡くなった場合はどうすればいい?
かかりつけ医がいる場合
ご自宅で療養中の方が亡くなられた場合は、まず、かかりつけ医や訪問診療を受けている医療機関へ連絡しましょう。
医師が診察を行い、診療中の病気による死亡と判断された場合には、死亡診断書が発行されます。
その後、葬儀社へ連絡し、安置や葬儀について相談することになります。
ただし、かかりつけ医がいる場合でも、亡くなられた状況によっては警察による確認が必要になることがあります。
突然亡くなった場合・かかりつけ医がいない場合
ご自宅で突然亡くなられた場合や、かかりつけ医による死亡確認ができない場合には、警察による検視などが必要になることがあります。
特に亡くなった原因がはっきりしない場合には、警察が関与し、死因を確認するための調査が行われ、ご遺体がご家族のもとへ戻るまでに時間がかかることがあります。
匝瑳市周辺のケースでは、状況にもよりますが、半日から翌日程度、場合によっては2日ほどかかることもあります。
なお、ご自宅で倒れている方を発見し、意識や呼吸が確認できない場合は、まず119番へ連絡し、指示に従ってください。
警察による確認が必要な場合でも、葬儀社への事前の相談や連絡は可能です。ただし、ご遺体の搬送は警察などの確認が済んでからとなります。
匝瑳市周辺で葬儀を行う場合に考えておきたいこと
匝瑳市や旭市、横芝光町、多古町などでは、今でもご近所や町内とのお付き合いを大切にされている地域が多くあります。
そのため、葬儀の形式を考える際には、故人の生前のお付き合いや、ご家族が今後もその地域で生活されるかどうかなども考慮することが大切です。
家族葬を希望される場合でも、ご近所や町内への連絡について事前に考えておくとよいでしょう。
また、葬儀場の場所やご親族の集まりやすさ、ご自宅への安置が可能かどうかなども、葬儀社を選ぶ際のポイントになります。
まとめ|亡くなる前の葬儀準備は、ご家族の負担を減らすためのもの
親が危篤のとき、亡くなる前に葬儀について考えたり、葬儀社へ相談したりすることは、決して不謹慎なことではありません。
事前に葬儀社の連絡先や、万が一の際の流れを確認しておくだけでも、ご家族の負担を減らすことにつながります。
もちろん、葬儀についてすべてを決めておく必要はありません。
角政では、匝瑳市周辺の葬儀事情を踏まえ、葬儀の事前相談やお見積もりを承っております。
具体的な葬儀の内容が決まっていない場合や、まずは話だけ聞いてみたいという方も、どうぞお気軽にご相談ください。




